通常、冷え性対策は、その原因として衣食住の衣食に注目されます。
ところが、住に関して、あまり問題解決の方法が出てきません。あっても寝具の選択の是非か、お風呂、もしくは空調機器についてだと思います。
今迄の経験ですが、例えば、手足の冷えを感じ始めた時、アーシングが失われた状況があるので、チェックポイントは以下の通り。
引越、転勤で場を変えたかどうか。
住宅と職場が一番長くいる場所であり、環境変化でアーシングが出来なければ、一ヶ月で体が異常を感じ始めます。ビルの近代化されたオフィスは床にLANケーブルがあり、床材が絶縁体になっています。【解決】→壁は内部が軽量鉄骨なので、触るとアーシングが出来る場合があります。壁紙をよく見ると、十時にサビがうっすらと浮いているところを探してみてください。そこを触りながらアーシングセラピーや、片手で出来る冷え性対策(放電セラピー)を試してみてください。
部屋や寝具を変えたかどうか。
自宅の1階で寝ていたのを、2階で寝るようになったとか。物理的にアーシングが出来ていない状況になっているかもしれません。【解決】→これはアーシングで、三穴コンセントに接続か、アース線を引き込むかして、枕元の直下に、アーシング用のマットを敷いてアース線を接続する。
家の周り、部屋のグリーンはどうか。
グリーンは重要で、地面と繋がっているので導電性があります。家の周りに植栽があると、その葉っぱや枝が家に接触して2階までアーシングが出来る場合があります。経験則ですが、部屋のグリーンで、葉の先端がとがったものは、それだけで放電しているのではないかと思わされる事があります。【解決】→実証はないがサボテン系のとがったものを置く。
床のリフォーム、カーペットを変えたか。
フローリングが新建材だと、接着剤とプレス加工で、絶縁体になっている場合があります。理想はリフォームの前に無垢材のフローリングにして、アース線の末端をフローリングに木ねじで止める事ですが、【解決】一部のポリエステル系のカーペットは導電性があり、アーシングと接続する事で、カーペット全体でアーシングが出来ます。ウールは意外と範囲が狭く、半径50cmくらいのイメージです。
椅子、ソファ、靴を変えたかどうか。
椅子の場合は、座面と脚の滑り止めが絶縁体なので、あまり期待できませんが、ソファは、生地が床面まであり、アーシングの床面と接触していればアーシングは出来ます。
靴は、靴底の素材が重要で、合成ゴムだと絶縁体なのでアーシングできません。【解決】おすすめは本革です。ところが女性の場合、合成ゴムが多いので、工夫が必要になります。商品は存在しませんが、理想はアンクレットの一部の金属が床面まで届いていればアーシングは可能となります。