グラウンディング

  • グラウンディングとは
  • 冷蔵庫などの家電の緑色の線でグラウンディング
  • 裸足で地面につけて、グラウンディング
  • 昔は、自然放電ができていて、わざわざグラウンディングの必要性がなかった。
  • 今は、近代化で絶縁体が増え体に帯電。
  • 今は、電磁波を出す家電が増え、帯電。

グラウンディングとは

体内電気を地面に放電するというのは、他の言い方もありますが、私が言うときは、アースをとる。接地している。アーシングをしている。などの表現を使います。

冷え性の原因のページで、「私が考える冷え性の原因の結論で、体に溜まった電気が放電できず、冷え性になると思っています。」とお話をしていまして、そこで、グラウンディングにより、放電ができると思ってください。

グラウンディングという言葉は、あまり一般的ではなく、日本では、アーシングと呼ばれることがあり、アーシングは「earth+ing」から派生した造語で、和製英語です。

また、記述に揺れがあったりと、業界により、記述や、意味が微妙に異なります。以下のページは、とある方が単語について記述しています。どれが正解⁉ グラウンディング・グランディング・グラウディング、全部調べてみた

一般論では以下の、1番の自動車電装系で、アーシングという言葉が使われています。

  1. 自動車電装系統の改善手法
  2. 家電の緑色の線につないで地面に接地により感電防止。
  3. 裸足で地面に触れる米国CA発祥の健康法

家電の緑色の線につないでグラウンディング

冷蔵庫につなぐ緑色の電線(アース線)の先は、アース棒という金属棒が地面に挿しています。 この目的は、手が濡れた状態で、感電した時に、電線側へ電気を地面に逃し、感電の防止となります。

昔は、自然放電が普通、グラウンディングの必要性なし。

Long ago The electricity from your body discharges into the ground, making you warm.
The reason is that cotton futons, plant-based flooring materials, and wood are conductors, so charged electricity discharges into the ground.

3.の裸足の健康法で、人間は生体電気が発生していると説明していますが、昔は、履物や住宅の足が触れる床から基礎までが導電性の素材で、以下の項目のような背景で、地面に自然放電が出来ていて、体に帯電せず、健康問題になりませんでした。

  • 土間があり、地面と近い。
  • 靴も服も導電性の自然素材。
  • 自然素材の畳や建物が導電性。
  • 素足で歩いていた。
  • 直接、地面の上で寝ていた。

今は、近代化で絶縁体が増え、電気の流れ道が遮断。

ところが、近代化に伴い、体と地面に間に、絶縁体のものが増えてきました。つまり、住宅の床材から基礎、そしてアスファルトまでもが絶縁体なので、生体電気が放電せず帯電するようになりました。また、鉄筋コンクリートの集合住宅だと地面から構造的に距離があるので、電気的に縁が切れやすくなっています。

元々の目的は、手が濡れた状態で、感電した時に電線側へ電気を地面に逃し感電の防止となります。

以下のような、石油由来の素材は、電気を通しません。

  • 化繊のカーペット
  • 断熱材のマットレス
  • 新建材の建築部材
  • 絶縁体の靴底の靴

1戸建ての1階なら地面に放電できるのかな?と思って裸足になっても、床材が絶縁体なので、放電できず、体に電気が帯電してしまうのです。

今は電磁波を出す家電が増え、帯電。

家電製品はそもそも電磁波を出していますが、体の近くにあると、電磁波を浴びて、体に電気が流れ電気が体に帯電してしまいます。

  • 電気毛布を使うと、心臓がドキドキする。
  • 電子レンジの前に立つと、心臓への圧迫感がある。
  • 携帯電話で長電話すると、頭が熱くなる。
  • 充電しているスマートフォンを頭近くに置いて寝ると、体調不良に。

グラウンディングのまとめ

  • グラウンディングは、業界により意味が変わったり、呼び名が異なる。
  • グラウンディングは、放電の一つの方法でもある。
  • グラウンディングを阻害している原因が増えた。
  • グラウンディングは、健康と関係性が深い。

次のページは、冷え性を改善する方法の一つとして、グラウンディングによるセラピーについてご説明したいと思います。